Questionよくあるご質問
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- 電験三種とは?
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第三種電気主任技術者試験を略したもの。電気技術者の登竜門ともいえる試験で、これに合格することにより社会的高い評価を受けることができます。
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- 第三種電気主任技術者の仕事の内容は?
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電圧50kV未満の事業用電気工作物及び出力5,000kW未満の発電所における工事、維持及び運用に関する保安の監督ができます。具体的には6.6kV~33kVで受電するビル、工場等の電気工作物の保安監督にあたります。
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- 電験三種の受験資格は?
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年齢、性別、学歴、経験等の制約はなくて、誰でも受験できます。
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- 電験三種の科目とその出題範囲は?
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・理論(電気、電子の理論及び計測)
・電力(発電、変電、送電、配電)
・機械(電気機器、電動機応用、パワーエレクトロニクス、照明、電熱、電気化学、自動制御、情報・処理)
・法規(電気法規、高圧受電設備、施設管理)
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- 試験の実施期日は?
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今年から年2回(上期、下期)実施されることになり、上期の申込書受付期日は5月中旬から6月上旬、試験は8月中旬の日曜日、下期の申込書受付期日は11月中旬から12月上旬、試験は3月下旬の日曜日に実施されます。
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- 試験の形式、問題の区分け、配点は?
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問題の解答が五つ与えられ、そのうち正解を一つ選ぶ五者択一、理論、電力、機械の問題は17問出題されるがそのうち14問はA問題(比較的やさしい問題)[5点/問]、残りの3問はB問題(少し難しい問題)[10点/問「小問a,b各5点」]、但し理論、機械のB問題は4問出題されていますが2問は必須問題、残りの2問は選択問題でどちらか1問を選択して解答することになります。法規は13問出題され、そのうち10問はA問題[6点/問]、3問はB問題そのうち2問は13点/問[小問aは6点、bは7点]、残り1問 は14点[小問a、b各7点]となります。
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- 試験時間
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・理論AM9:00~AM10:30(90分)
・電力AM11:10~PM0:40(90分)
・機械PM1:40~PM3:10(90分)
・法規PM3:50~PM4:55(65分)
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- 合格の点数は?
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各科目とも60点以上取れば合格となります。但し、科目により平均点があまりにも低い場合は60点以下の点数でも合格となる場合があります。合格保留制度があるため1年で4科目すべて合格できなくても、3年以内に4科目合格できれば電験三種の免状を取得することができます。下記は、その一例を示したものです。
科目合格制度の例受験科目 試験結果 初年度 上期 4科目受験 「電力」のみ合格 下期 「理論」「機械」「法規」受験 「理論」合格 2年目 上期 「機械」「法規」受験 2科目とも不合格 下期 再度「機械」「法規」受験 「法規」のみ合格 3年目 上期 「機械」受験 「機械」不合格 下期 再度「機械」受験 「機械」合格
〔注〕3年以内に4科目とも合格できない場合は、4年目は初年度「合格保留」は消えます。この場合「機械が3年目に合格出来なければ「電力」の合格保留が消える事になります。」
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- 電卓の使用は?
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プログラム機能のある関数電卓は使用できません。日頃使い慣れた電卓を持って行ったほうがよいでしょう。